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京都嵯峨野の思い出

b0050787_8494359.jpg京都1周トレイル西山コースは松尾山からいったん嵐山に下りると、そのまま観光地を通り抜けていく。

嵯峨野の竹林
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トロッコ嵐山駅


昔、私がランナーじゃなかった頃、フツーにボーイフレンドとデートして歩いたところだ。
(陸上部員やってんけど、「ランナー」じゃなかったなぁ…)

こないだの日曜日は、一応500分の193回目のデートということにして(順調順調!)
久しぶりの京都嵯峨野、ぜひ確かめたい風景が私にはあった。

b0050787_8503280.jpg仏野念仏寺のちょっと先、鳥居本の鮎茶屋「つたや」
色あせた暖簾、苔むした茅葺の屋根、店先の赤い毛氈。

久しぶりに訪れたこの界隈は、道路も古都の景観に相応しい舗装がなされ、
両側に立ち並ぶさまざまな店もすべて、はんなりとした京都の空気を醸し出している。
けれど、昔からの家のたたずまいと、最近になって演出されたものの違いは、通りすがりの者の目にも明らかだ。

「つたや」は亡くなった父と三十数年前に訪れた時と同じたたずまいで、そこにあった。

父は写真を撮ることが趣味で、当時ペンタックスだとかライカだとか、今のデジカメとは比べ物にならないぐらい重厚なカメラを担いで、あちこち撮影に出かけてはコンクールに出品していた。
小さな賞をもらったお気に入りの写真を、額に収めて生涯大切に飾っていた。

b0050787_850571.jpg「日暮れ」と題した、つたやの店先に老女が腰掛ける写真。
写真の裏には「昭和48年秋 東洋現像所賞受賞」と、父の字でしたためてあった。

お父さん 嵯峨野に行ってきたよ。
つたや、そのままやったよ。
by runmama | 2008-04-25 08:55