ゲストライダー・・・松阪トレイルラン

実行委員長のSAIさんが「どうぞケガ・事故のないように」と注意を呼びかけた後に、「すみません、ケガで今日は走れません」と挨拶する私。トホホ。

「で、自転車で登れる道ですか?」
「ああ、競輪選手がよく練習してますよ」
ケ、ケイリンっすかぁ?
・・・およそ4kmの九十九折れのドライブウェイ、ホンマにキツかった。お借りした自転車は私のよりもずっと立派なマシンだったが、明らかに私の馬力不足。誰も見ていない坂道で3回は自転車を降りて押しました(汗)。

かろうじて堀坂峠にトップランナーより先着。女性スタッフ手作りの素麺と氷ぜんざいを、これもランナーさんより先に「試食」させてもらっちゃった。ゴメンナサイ。

やがて峠に現れたランナーの皆さんは口々に「こんなにキツイのは初めて」と仰り、ほとんどの方がシューズもウェアもどろどろに汚しておられた。
「ペースも順位も二の次、『転ばない』ことが一番大事ですよ~!!」
思わずこう呼びかけながら、最後のランナーの到着までこのエイドをお手伝いさせていただいた。

朝9時半のスタートから5時間。
皆さん充実感・達成感に包まれながらも疲労困憊といった感じ。わずか1、2時間前の堀坂峠で軽口を飛ばしていた人の、いま別人のように寡黙な姿が、このコースのタフさを物語っているようだった。
温泉でひと汗流した皆さん。ベルファームでの閉会式&お楽しみ抽選会では、再び元気な笑顔がはじけていました。
参加の皆さま、お疲れさまでした!スタッフの皆さま、お世話になりました!
私も次の機会にはランナーとして参加したい、ライダーではなく。でも、どっちもキツそう。