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忘れじの坂・・・とでも名づけましょうか

忘れじの坂・・・とでも名づけましょうか_b0050787_053496.jpg
大和川マラニック、前半の42km、第4チェックポイント、京都府精華町・花空間けいはんなまでの心拍グラフです。

スタート後3キロからの上りに注目!
青谷から大和川を離れて堅上の集落へ。
3キロの間に200mの上昇。
私、自転車計測の時は最後の500mでとうとう自転車降りて押して歩いたもの。
クルマだってローギアでもなかなか上れないよ。
そこを自分の脚で上って行ったんだもん、ランナーはえらい!!

てっぺんから今度は眼下に壮大な大和盆地を眺めながらのスラローム。
これでさっきの苦労は水に流して下さるだろうと思ったけど。
「あの坂はきつかったよな~」ってゴール後も大勢の方が・・・忘れられない坂だったのね(笑)

忘れじの坂・・・とでも名づけましょうか_b0050787_018239.jpg第1CPの王寺を過ぎ、前日の大雨で沈下橋が水没していないか心配しながら大和川沿いを行く。
前方に見えてきた沈下橋、やった!通れるみたいだ。後方スタッフに電話連絡を入れる。
でも橋の真ん中あたりに何だか銀色に光るものが・・・・近づいてみると流されてきた巨大なビニールが引っかかっている。
やはり昨日いったんは水没したのだ、水草やら木の枝やらも大量に橋げたに引っかかっていて、地元の方が片付けようとしておられる所だったらしい。
「大変ですね~」と思いながらともかく渡らせてていただいたが、続々と50人近いランナーが通過したわけで、後になって考えてみればさぞ迷惑だったろう。反省しきり。
今度そんな場面に遭遇したら、皆さんゴミを一つずつ拾って行きましょうか。

さてコース前半には沈下橋のほかにも見所がたくさん。
法隆寺、薬師寺、秋篠川のサイクリングロード、そしてこの朱雀門。
朱雀門にはボランティアのガイドさんがいて古の奈良の都のお話など聞かせて下さった。
壮大な朱雀門をくぐって青々とした草原のような平城宮跡公園を走る。
皆さん口々に「ホントにいいコースだねぇ」と仰って・・・これで完全にさっきの坂道は忘れて下さったと思ったんだけどな(笑)忘れじの坂・・・とでも名づけましょうか_b0050787_0191128.jpg

しかし、日差しはかなり強くなり気温も上昇し始めた。
10~12km毎のエイド以外にも給水をとる方が増える。
それは厳しい後半戦の予兆だったのだ・・・(続く)
by runmama | 2005-10-14 00:46