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新聞を読む

いつもより1時間以上遅い出勤。
駅の改札で何となく違和感を感じる。
この妙な静けさ・・・あ、選挙運動やってないんだ、通勤ラッシュ終わったし。
電車の中もすいていたので新聞を一杯に広げて読むことができた。
女の肩幅だと電車の中でうまく新聞を広げて畳んで読むのって結構難しい。
縦二つ折りにして幅をとらずに読もうとするんだが、うまく角がそろえられなかったりして大抵グチャグチャになってしまう。
新聞を広げて読むのはささやかな幸福だ。

朝、ポストから朝刊を取って、そのままテーブルに広げて読み始める。
多分ありふれた「お父さん」の朝の光景だ。
でも多くの「お母さん」はそうはいかない。
ポストから朝刊取ってきてスグ読みたい気持ちは抑えて、とにかく朝食の支度だ。

前に一緒に暮らしていた男もやはり朝刊をスグに広げていた。
横でこちらが忙しく朝の準備をしているのに、だ。
やっと私が読む番になって、新聞がグチャグチャだったりすると、もう怒り心頭に達す、だ。
(別にそれは離婚の原因じゃないです)

最後に一緒に暮らした父は身体が弱く小さくなってしまって、新聞をテーブルに広げてもいちいちめくって読む作業が辛くなっていた。
そこで父は新聞をペーパーナイフで折り目から半分に切ってバラして読むことを考えついた。
これだと大変扱いやすい。
しかし、一度試してほしいのだが、そうしてみると実に紙面の半分は広告であることに気づいたものだ。
それはいいのだが、ある年の大阪国際女子マラソンの翌日の産経新聞、これも父は私が読む前に半分に切ってしまった。
スポーツ面に両面見開きで大きく掲載されたレースのハイライトシーンが見事に真っ二つになっていたのには・・・ま、しょうがないか。

新聞を思う存分広げて朝一番に読むことは、私にとってささやかな幸福だ。

・・・ホントは産経の朝刊に今連載されているインタビュー記事が気になって書こうと思ったのだけど、また明日。
by runmama | 2005-09-05 16:29