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Laser beam for East!

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夕暮れ、二上山の麓に帰ってきたら、頭上に一筋の飛行機雲が。
二上山の発するレーザービームは東へ東へとまっすぐに伸びていた。



10月の日本山岳耐久、仲間たちも無事にエントリー完了
第ゼロ関門突破、やれやれ…と言いたいところだが
今から練習できるのは実質4ヶ月だ。
この間に他のレースや他の競技を予定している人もあるし
やり方は人それぞれだが
私は山耐へ、ハセツネへ、奥多摩へ、ただ一直線に向かう。

6月4日は二上山~紀見峠を往復しようと朝6時半に走り出した。
帰ってきたらソフトクリーム食べるんだもんね~♪
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やっぱりシングルトラックはいいよな~。
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多少木の根っこが張ってても…
おっとLoose rock trailだ(笑)
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5~6年前までフルマラソンを本気でやっていた時は
最後には本番に近いレベルまでトレーニングを仕上げていた。
3時間の42キロ走とか。

でもトレイルでは、たとえばハセツネと同じレベルの練習、
70キロ、累積標高4000m、舗装路を含まないトレイル、10時間…
それは無理や!と思ってきた。

あ、できる。ダイトレ往復や!

紀見峠でいつもカレーを食べてた温泉がこの春廃業してしまい
「しゃあない、二上山にクルマ置いて帰って来ようか」
という程度の発想やったけど、よく考えてみたら条件ぴったり。

でもこういうのは初めから全速全開してはいけない。
ロード練習の時もそうやったけど、後々に「のびしろ」を残しておくこと。
4ヶ月の間に少しずつ向上する方がモチベーションも続く。

まずは12時間で帰って来よう。
5時間半、予定より少し早目に紀見峠到着、急階段を登り返した。
金剛山までは、往路と同様にアップダウンの繰り返しが続く。
ついさっきここを来た時には
登りで脚を温存しつつ下りは軽快に走ってきたはずだが
だんだん脚さばきが悪くなってくる。

それでも予定通り8時間で金剛山に着きそうだ。
…と久留野峠に下ってきたら
30分先を走っていたはずのジャッキーさん発見。
「食べ物を身体が受けつけへん」
このところの業爆で体調万全ではなかったようだ。
私自身も、補給食が喉を通りにくくなってきていた。
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伸びしろ、伸びしろ。
今回はここまでにしとこう♪
久留野峠からJR北宇智駅へとエスケープすることにした。
9時間半、50キロ、累積標高3000m、トレイルドカ走りとしては十分だ。
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単線のレール、1時間に1本の列車、
燕が飛び交い、のどかな時間の流れる北宇智駅。
ソフトクリームにはありつけなかったが
…あれ、ジャッキーさん、胃の調子治ったの?