b0050787_15462899.jpg

日南といえば九州は宮崎と思われたかもしれないが、ここは鳥取県日野郡日南町。八岐の大蛇(やまたのおろち)の伝説で知られる、山深いところだ。

高度グラフでわかっていただけるかなぁ。
標高差600mというが、1回きりの登りならどうってことはない。登っては下り、登っては下りの繰り返し。特に60kmまでの起伏コースは、広く深い山中をうねうねとのたうつ、まさに「やまたのおろち」。
そして63kmからは一気に450mを登らせる。どうにかこうにか、意地でも歩かず走りとおすがペースはキロ6分台にガタ落ちだ。
これを一気に下って80km。ようやく里に出たと思ったら、まだ続くだらだら登り。初出場の時はこれを知らずに随分泣いた。だって、あの峠を超えたらあとは気持ちよくゴールと思うやん。
「まだ登るんかい!!」・・・本音は「まだ登らせるんかい!!」2度目の出場で十分わかっていても、そこらじゅうの人に当り散らしそうになるほどキツイ。
これが主催者さえも「日本最大級の過酷なレース」とのたまう、にちなんおろち100kmのコースだ。

だからといって屈するわけにはいかないこのレース。いつもの山ラン仲間・ライバルたちもここに出場、別の何人かはサロマでやはり100kmに挑んでいる。お互いがんばろうと誓い合ってのスタートだ。
サロマは快晴らしいがこちらは雨で気温も低い。絶好の条件にも関わらずスタート直後はいやに心拍が高くてつらかった。「熊が出るからね」と鈴をもらった30~40kmあたりの山道ですでに足が止まりそう。一瞬レースを放棄しそうになる。絶対にありえないけど、ソレ、やっちゃったら快感やろなぁ~・・・。
b0050787_15465581.jpgでもいつものように登りで男性を抜き、下りでまた抜かれ・・・を繰り返すはずが、そのうち下りでも追いつかれなくなって単独走になってしまった。霞か霧かもやもやとした中、目の前にのたうっている「やまたのおろち」の下り坂、深い山中に私一人が走っている。いやぁ、コレの方が快感やん。50kmを3時間52分で通過して8時間切りに望みをつないだら更にテンションがあがった。
「わおぉぉぉおお~っ!!」
気がついたら叫んでいた。叫びながら、坂を転げていた。・・・誰か聞いてました?
で、ストレス発散しきったこの笑顔(63km、多里小学校のエイド)。

このあと7km登ってコース最高900m地点。一旦、里に下って、線路沿いや田畑の中をだらだら登るレース終盤。ガンガン照り付けられた一昨年のレースよりはマシだと言い聞かせ、とにかく進む。
女子の2番手はどのぐらい後ろだろう。もしこの時点で後ろから追い上げて来る人がいたなら、素直に脱帽するな。それはホンモノだ。そういえば山ラン仲間の西川さん、スタート直後からグングン前へ行ってたな。みんな、私たちのことを「バトル相手」とか言うけど本来の走力は格段に違う。今回は実力発揮で彼の勝ちやな。
・・・と思ってたら、90km過ぎ、見えてきたやん。なんでやねん。みんなで奥の院行ってもガンガン坂登るし、下りは爆走するし、最後まで絶対失速しないのに。何かトラブルやろか。
うっ、追いつきそう。敵は気づいてない様子。またもや誰もいない山中の下り坂。

「にしかわぁ~っ、逃げろぉ~っ!!」
気がついたら叫んでいた。
この時点で私は8時間10分切りが微妙なところ。失速したところに追いついてもあかんと思った。逃げてくれなきゃ困ると思った。
いやぁ、逃げた逃げた。本来の西川さんの爆走に戻っていた。私も全力で追っかけた。ラスト2kmは下りとはいえ4分そこそこで駆け抜けた。
日南町役場前のゴール。大勢の人がいるのもかまわず
「わおぉぉぉおおおお~っ!!」
雄叫びを上げながら、大会記録を20分近く更新して、8時間8分18秒で優勝テープを切ったのだった。

b0050787_1547441.jpg1分前にゴールした西川さんも5位入賞。
「いやぁ~、むっちゃ怖いものを見ました」
それはきっとこの地に棲むという八岐の大蛇、ですよ!
[PR]
by runmama | 2006-06-29 17:47
b0050787_21575549.jpg届いた届いた、鳥取県日南町から10kg10個口の宅配便。
いやあ、しばらく重い荷物の買い物できないし、ムッチャ助かる~。

ウチは息子と二人暮し。米100kgは一年分だ。ま、いくらなんでも一年置いとけばせっかくのコシヒカリも味が落ちるだろう。ここはいつもご迷惑をおかけしたりお世話になっている方々へのご挨拶に、っと。

それからもうひとつの副賞、ソウルウルトラマラソンへの招待。
昨夜、ソウルマラソン協会の朴会長から直々に電話を頂いた。2年前にもにちなん優勝→ソウル優勝、それから朴会長は折に触れて国際電話を下さる。
今年は11月19日開催が決定したそうだ。漢江に沿ったフラットで美しい最高の100kmだ。
う~ん・・・。朴会長に率直に事情を話して、8月ごろに再度お電話を頂戴することになった。

よし、全力で復活するからねっ。
[PR]
by runmama | 2006-06-28 22:12
b0050787_2234175.jpg今日、仕事中に右アキレス腱を切ってしまった(バレーボールの試合)。仕事柄、いろんなリスクもあるけど、実は初めての労災(涙)。
すでに掲示板の方でお見舞いのメッセージを頂いており、恐縮です。

ホントに「バンッ!!」って音がする。
講義で自分が学生に教えているとおりだ。
何が起こったかはスグ理解できた、悲しい~。
学生には「生きた教材」として「トンプソン・テスト」という診断法をやって見せた。「ほらね~、ふくらはぎつかんでも足首動かへんやろ~」、悲しい~。

今日はとりあえず応急処置で帰ってきた。数日だが入院と手術がおそらく必要。
最近は保存療法でいくこともあるようなんだけど・・・ま、ちゃんと診察受けてからですね。
各方面にご迷惑をおかけします。申し訳ありません。
にちなん詳報も書きたかったのですが、しばらくお待ちください。

でも!
全力で回復に努めますよぉ~。必ず早期に復活します!!
[PR]
by runmama | 2006-06-27 22:57
b0050787_738623.jpg第6回天体界道100kmにちなんおろちマラソン全国大会(実はムッチャ長い大会名!)、2年ぶりの参加。
雨で気温の低いコンディションに助けられ、8時間08分18秒の大会新記録で2度目の優勝を勝ちとることができた。

「勝ちとった」といえば、副賞のコシヒカリ100kg、えへへ~、これがなんともうれしい。
我が家のお米担当・息子のランに「お母さん、もう米びつ空っぽになるで。どうすんねん?」って、せかされていたので(笑)。
これは後日、自宅に送っていただくのだが、表彰式でとりあえず10kgの袋を手渡され、思わずよろけそうになって両脚開いて踏ん張っております。カッコわる~。
(↑って写真を貼ってたのですが、大久保さんからカッコわるくない写真を頂戴しましたので貼り替えておきますね。ありがとうございました!)

詳しい報告、また書きますね。お楽しみに。
応援してくださった皆さま、現地でお会いした皆さま、ありがとうございました&お疲れさまでした!
[PR]
by runmama | 2006-06-26 11:06
b0050787_15581023.jpgあっという間に最終回を迎えてしまったイングス・ランニングクリニック「ゴールドコーストマラソン完走プロジェクト」。
レース本番を1週間後に控えて、「直前対策~大技・小技」についてお話した。来週、ゴールドコーストへご一緒する方も、秋冬にレースを予定されている方も、どうぞ参考にしてくださいね。
トレーニングの方は、「ホントは今やらなくてもいいんだけど、秋冬のレースシーズンになったら取り入れてくださいね」ってことで、クラス別にコントロールランにチャレンジ。服部緑地の円形花壇は1周500mなので、1kmごとにペースをコントロールするのにちょうどよい。だけど実は微妙にアップダウンがあって、何周も回ってるとじわじわとボディーブローのように効いてくるんだよね。上級クラスは12km、つまり24周回ったわけだ~、お疲れさまでした!
ちなみにこの円形花壇の一番低いところとてっぺんとの高低差、測ってみたら8m。
この8mって、実はゴールドコーストマラソンの42kmの高低差でもある。おお、はからずもアップダウンのリハーサルとなりました(笑)

b0050787_15583559.jpg最後は季節の花に囲まれて修了式。また各地のレースやイベントでお会いできるその日までお元気で!ありがとうございました!
[PR]
by runmama | 2006-06-24 16:09
b0050787_18285253.jpg長年愛用してきたポラール心拍計。私にとってイチバンのトレーニングの友だ。
一年で一番ハイ!な一日・大阪国際女子マラソンに向けてのペース走も、オフシーズンの山ランも、いつもこのポラール心拍計がつきあってくれた。「女の子の細い腕」にはちょっとゴツイんだけど(誰です、笑ってるのは)、文句も言わずについてきてくれる可愛いヤツだ。

この可愛さを皆さんに知ってもらうべく、ポラール・パーソナル・トレーニングをいよいよスタート。ご応募いただいた中から抽選で5名の方に参加していただくことになった。
これから随時、こちらでもご報告していきますね!

b0050787_18293266.jpgまずはメンバーのご紹介。タコさん、ひらめさん、かずささんの女性ランナー3名と、keyさん、masaさんの男性2名。東京国際女子、福知山、加古川など、それぞれ今シーズンのレースに照準を合わせたトレーニングをこれから展開していく。
すでにポラールをお持ちの方もあれば、今回レンタルでお使いいただく方もあり、そのあたりはポラール輸入販売元のキャノントレーディングからのバックアップ体制も万全。
そして毎月1回の合同練習の拠点として、森之宮のRun-Walk Styleの協力をいただけるのも心強い。コインロッカーや更衣室も使えるし、ストレッチも・・・。店長ORAOさんもポラール・ユーザー。昨日はメンバーの皆さんと一緒に土砂降りの中、大阪城公園を激b0050787_1830944.jpg走!!していただいた。

ランナーズ8月号に掲載しているが、「最大心拍テスト」も実施した。皆さん、最大テストにチャレンジする有資格者ってことで(普段からきちんとトレーニングしているランナー限定)。
私も久々に1000mを全力で走って・・・う~ん、3分30秒。ま、今の全力はこんなもんやね。バケツひっくり返したような雨の中、チョット快感!でした。

メンバーの皆さん、ご参加ありがとうございました。これから半年よろしくお願いします!
ブログをご覧の皆さま、応援してくださいね!
[PR]
by runmama | 2006-06-23 18:32
b0050787_23434279.jpgランナーズ8月号に「特集 トレーニングのツボ、教えます」ということで(たぶん)若手のコーチ8人が登場している。
今やカリスマ・コーチと言ってもいいe-Athleteの鈴木彰さんらとともに、私もその中に並べてもらって光栄だ。ついこの前まで現役のトップランナーだった高尾憲司さん(旭化成)や寺内多恵子さん(資生堂)もいる。
詳しくは記事を読んでね。今なら書店で平積みのはずだ。

ところで気になることが・・・。
それぞれの記事の中に各コーチのプロフィールがあって、最後に「19○○年生まれ」と書いてある。おお、ニッポンランナーズの斎藤太郎コーチ、1974年生まれかぁ、まさに「新進気鋭」って世代やなぁ・・・っと見ていたら、ナンデ?私のとこだけ生まれ年が書いてないやん!
他の女性コーチもみんな書いてあるのに。
誰もそんなこと「内緒にして」なんて頼んでないのに~。
一人だけ書いてないと、かえってヘン。何か勘繰られてしまいそう。
まあ確かに、私がこの8人の中では最年長だけど。
別に隠してないですよ!!
(たぶん編集部に何らかの意図などなく、単なるミスかと思いますが)

ちなみに1962年生まれの同期生である鈴木さんと私は、中学3年の夏休み、ともに800mで全国中学選手権に出場して、国立競技場でニアミスしていた。
・・・ってお互いにこのネタはしょっちゅう使っている(笑)
[PR]
by runmama | 2006-06-22 00:04
b0050787_23111928.jpg今日の行き先は京都の鴨川、加茂大橋。家から走って行くほどの時間はないが、阪急電車を大山崎駅で降りて桂川~鴨川と走ってみることにした。
7時に大山崎スタート。「あれ~?心拍が220??」ちょうど真上に新幹線、何か強い磁気でも出てるんだろうね。誤作動していました。
このあたりって阪急京都線、JR東海道本線、新幹線が並んで走っている。阪急京都線沿線の高校時代、時々学校帰りに家とは反対の河原町行きに乗ってこのあたりの景色を眺めるのが好きだったなぁ。

b0050787_2312089.jpgしばらく171号線を走ってから淀の競馬場方面へ曲がり、宮前橋から桂川沿いの自転車道に入った。広い河川敷はほとんどが畑になっていて淀川の河川敷とはかなり眺めがちがう。朝早いからか、農作業の人の他には自転車の人に何度か会っただけ、ランナーには会わなかった。

b0050787_23122451.jpg自転車道はそのまま鴨川に続いている。十条あたりからは川沿いに気持ちよく走れる道が一旦なくなってしまうがJR京都駅を過ぎて塩小路あたりでようやく見慣れた鴨川べりの風景にたどり着いてホッとした。四条あたりの納涼床、鮎漁をする人、マガモやアオサギ・・・。

b0050787_23124828.jpg9時過ぎ、約20キロを走ってようやく加茂大橋のたもとに到着。毎月第1と第3日曜日に行なわれている伴走練習会鴨川パートナーズに参加させてもらった。
ブラインドランナーさん、伴走者さん、それぞれ10人ぐらいかな。私もベテランランナーHさんの伴走で鴨川べりをおよそ20キロ、ゆっくりと走らせていただいた。
暑い一日、合計40キロのラン。ビールと出町商店街のコロッケはサイコーに美味しかった。
[PR]
by runmama | 2006-06-19 00:01
b0050787_025868.jpg午前中は照りもせず降りもせず、ちょうどいいお天気だったのに。あのうつぼ公園の結婚式が終わる頃から雲行きが怪しくなってきた。
結局土砂降りの中クルマを走らせ大教大へ。夕やけランはどんなに大雨でも参加者ゼロってことはない。
メンバーのYさんが気を利かせて途中の100円ショップで大きなポリ袋を買ってきてくださった。

b0050787_03189.jpgみんな即席のカッパを作って、いざスタート!
今日はさすがに3分インターバルはできなかったが、キャンパス内周回コース1.8キロを6~10周、大雨などものともせずに走りました。
横のグラウンドではラグビー部も泥んこになりながら試合をしている。青春やなぁ。
そういえば私が中学で陸上部に入った動機は「雨の中でも練習しているのを見て『イチバン厳しそう』と思ったから」だった。・・・といいながら実は、私自身はそんなことを言ったかどうか記憶にない。陸上部の顧問の先生がそう仰るのだ。
まあ確かに自ら好んでキビシイところに飛び込む性格だった(過去形)。最近は少し焼きが回ってるかもしれない。

でも、雨の中を走るのは今でも大好きだ。
皆さんが帰られた後、さらにもう少し走っている私に、試合を終えてドロドロのラグビー部の男の子が「お疲れさまッス!!」と言ってくれた。
うん、青春やなぁ。
[PR]
by runmama | 2006-06-18 00:24
b0050787_23421022.jpg大阪市中央区の靱(うつぼ)公園。今日のランニング教室はこの公園で行なった。長く続いた改修工事も終わり、中央の並木道もその横のバラ園も、都会のオアシスといった落ち着いた美しさを醸し出している。
ランニング教室に参加された30名の皆さん、60分間走り続けられる方にはマイペースで走っていただき、「暑いし、ちょっと自信ないなぁ」という方には私と一緒に「マルチステージ・ラン&ウォーク」に取り組んでいただいた。え?何それ?・・・・って思うでしょ~。また今度書きますね。ビギナーの方にもお薦めのトレーニングです。

b0050787_23423895.jpg今日のうつぼ公園にはいろんな人たちが・・・。アマチュア写真家のグループはモデルさんを雇って撮影会。私の父も写真が好きでよく撮影会と称して旅行なんかに行ってましたね~。でもコンクールでたまに入賞した作品は、せっかくモデルさん雇って撮影したヌード作品とかじゃなくて、私と弟が遊んでる写真なんかだった。

b0050787_2343790.jpg驚いたのはこの「ガーデン・ウェディング」。バラ園の小さな滝の前に絶好のスポット。なるほど~。
その横を走りながらついつい見とれている私たち。
「今度するときはコレにしようかな~!」なんて、ありえない話で盛り上がってしまいました(笑)。
[PR]
by runmama | 2006-06-18 00:01