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テニスコートにて

青くて高い秋の空、今日はテニスの授業。
ご存知のとおり、テニスでは0点のことをラブと言う。試合開始のコールは「ラブオール、プレイ!」だ。
で、なんでゼロがラブなん?って誰でも疑問に思うだろうけど、これには諸説あって真相はわからないらしい。
マラソンがなんで42.195キロなん?ってことの方がまだハッキリしてる。
でも「ラブオール」はテニスの正式な競技用語だし、ポイントも15、30、40と極めて不規則な数え方が昔からずっと変わらず採用されている。
ラブにもフィフティーンにも由来はあるはずで、そんな言葉を使い続けるテニスってある意味素敵なスポーツだなあと私は思う。
陸上競技じゃ、理にかなってないからと「ゼッケン」は「ナンバーカード」に言い換えられた。それで行くと「マラソン」も「ロングディスタンス・ロードレース」と呼ばなければ競技内容を正しく表せはしない。
マラソンがいつまでもマラソンと呼ばれますように…と、本当は「体育の日」だった10月10日、テニスコートで考えた。

「先生、試合しよう」「よっしゃ、ラブオール、プレイ!」
by runmama | 2007-10-10 17:33