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篠山マラソン~キャラメルより梅干~

篠山マラソン~キャラメルより梅干~_b0050787_17461272.jpg早春の丹波路を駆ける~第26回篠山ABCマラソンの応援に出かけた。
関西の市民マラソン大会の草分けだ。雨や雪など三月にしては厳しい寒さに襲われることも多いのだが、今年は穏やかな晴天に恵まれた。完走者は5300人。
有森裕子さんは市民ランナーに囲まれてにこやかに走り、川嶋伸次さんは先頭グループでさすがの走りを披露していた。なるほど「特別ゲスト」と「招待選手」にはちゃんと役割分担があるのね。
篠山マラソン~キャラメルより梅干~_b0050787_17465421.jpgスタートを見送った後、私は豊中グリーンクラブ(TGC)のOさんと、昨日から遊びに来ている三遊亭楽松さんと一緒に、リュックを背負って応援ラン。まずは20km地点へと走った。今日は参加ランナーには少々暑いようだが、応援するには最高のお天気だ。TGCからも20名弱のランナーが参加、会長・青ちゃん2時間58分、初フルの女性ランナー3時間44分など、皆さん大健闘だった。
篠山マラソン~キャラメルより梅干~_b0050787_1746345.jpgこの大会では一般ランナーもスペシャルドリンクを置くことができる。遠くからも目立つようにと大きな花や風船をつけたもの、家族や仲間からの熱いメッセージが添えられたもの、バナナがくくりつけられたものなど、ずらりとボトルが並んでいる。。
しかしいかに目立つ工夫をしても、これだけの中から自分のを見つけるのは大変だ。10人を超えるスタッフの皆さんが、500m手前で読みあげられるナンバーを無線で聞いて、一つ一つ手渡しをしていた。「友達の分、渡してあげてもいいですか?」と聞くとOKとのことだったので、ちょうど走ってきた仲間のNさんに直接ボトルを渡して励ますことができた。

続いて35km地点へ。30km過ぎで折り返して一路ゴールに向かうランナー。しかしここは少しつらい上り坂、午後の陽射しはますます強く、おまけにかなりの向かい風のようだ。
「梅干ありますよ~、キャラメルありますよ~」サブスリーレベルのランナーはほとんど素通りしていったが、時間がたつにつれて「ありがとう、もらっていくわ~」と立ち寄ってくれる人が増えてきた。この暑さ、本当は水が一番ほしいよなぁとわかってはいるのだが。自分が走っている時など、飲物を用意されている私設エイドを時折見かけるが大変なことだとあらためて思う。
キャラメルよりも梅干の方が人気があり、2時間ほどの間に用意した分はすべて売切れてしまった。最後尾のランナーさんまで応援することができず心苦しかったが。

篠山マラソン~キャラメルより梅干~_b0050787_22114086.jpgその後また走ってゴールに戻ったが、リュックが軽くなった分ペースが上がり、レースに出たのと同じくらい汗をかいた。TGCのチャーターしたバス、帰り道はサロンに変身した車内で、今日の健闘をたたえあう乾杯が何度も何度も繰り返された。
応援ランだけでずいぶん汗をかいた私の身体にも、缶ビール5本があっという間に吸収されていったのだった(笑)。
by runmama | 2006-03-06 22:15