That was right!
予報通りの寒波到来で、早朝の鴻ノ池はうっすらと雪化粧。
奈良マラソンとのお付き合い、テレビ解説も3年目。
中継車が走る訳ではなく、定点カメラの映像を見ながらだが
レース展開も少しは伝えられるようになってきた。
ひとつには先頭争いを演じる皆さんと
顔なじみになってきたということがある。
女子の部では初代女王の田畑さんと昨年優勝の星野さんの名勝負、
最後には田畑さんに軍配が上がったが
3位の稲見さんも含めてみんな「ママさんランナー」なのである。
私としてはどうしてもそこを伝えたくなって、ついつい言葉が多くなった。
あとで前田アナやディレクターさんに
「センセー、熱かったですね~」と冷やかされた(笑)
男子では平田さんが見事な2連覇を達成。
昨年も平田さんの走りとレース後のコメントは痛快だったが
今年はレース前日の開会式の際に、平田さんとこんな会話があった。
「あの~、ずっと聞きたかったことがあるんですけど…」と、私。
一昨年、第一回大会で平田さんはスタートから独走するも
37キロ地点で逆転されて優勝を逃した。
その地点のカメラが先頭の平田さんを捉えると、
アナウンサーは
「平田選手、笑っているようですね。余裕でしょうか」と言った。
しかし、後方には当時大学4年の松本選手がすでに迫っていたのだ。
私は
「いや~、
平田さんは松本さんが迫ってきているのに気がついたんじゃないかなぁ…
これ、苦笑いじゃないでしょうか」と。
2年目の答え合わせは…「そのとおり!」
「さすが、ようわかってはるわ~と思ってた」と笑って打ち明けて下さった。
そんなこともあって、今回のゴールの苦しそうな表情には
「自己記録に及ばなかったのが悔しいのかな」とコメントしてしまったが…
福岡国際マラソンとの連戦でしたね、キツイの当たり前やね。
失礼しました~。
# # #
一般参加の皆さんの走りも熱かったり温かかったり。
今年も子供たちにお菓子を配るサンタランナーが複数おられた。
放送が終わったあと、ゴール地点に行ってみたら
制限時間ぎりぎりの完走で男泣きしている若者もいた。
私はもう走らないかもしれないけど、やっぱマラソンはいいね。
by runmama
| 2012-12-17 00:55
| ロードランニング